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ファインバブルのシャワーヘッド比較マニアが愛す納得の4本

お風呂グッズ

私のあだ名はシャワーヘッドマニア。

しかも、ファインバブルのもの専門なので、「バブ専のヘッドマニア」と呼ばれています。

バブルの違いを比較したいと追い求めていたら、いつの間にか手元に何本も収集していました。

もちろん、どれもしっかり使用済み。

十分マニアと言われる資格があるかもと、変なあだ名ですがまんざらでもない気持ちです。

さて、この妙なあだ名を付けた友人のT美ですが、最近ようやく新築マイホームが完成しました。

お祝いに行かなきゃな~、そう思っていた矢先のこと。

「シャワーヘッドが思っていたようなものじゃなかったので、バブ選マニアお願い!」

私が日ごろ推していたファインバブルシャワーを選びたいと、連絡してきたのです。

マニアの血が騒ぎ、一気にスイッチオン。

厳選のファインバブルシャワーヘッド4本と、比較用のノーマル1本を持って新築の家に乗り込み、いざ検討会を開催です。

考えうるあらゆる実験を繰り返し、T美も納得の1本をチョイス。

今回は、そんな私たちの比較した検証結果を大公開しちゃいます。

ファインバブルのシャワーヘッド、どれがいいのか迷っているあなたは必見ですよ!

(以下の情報は全て2020年11月時点のもの)

ファインバブルシャワー比較トップ4

今やファインバブルシャワーはめずらしくありません。

ネットでは比較するのが難しいほどの、そんなシャワーヘッドであふれています。

ですが、だからこそ製品にはミジンコと富士山くらいの技術の差が。

ホームセンターで購入したナノバブルシャワーなども使ったことがありますが、すぐにお別れを告げたほどのハズレ商品でした。

そんな私が比較し厳選したシャワーヘッドは、この4本です。

メーカー 商品名
株式会社 エミュール ファインバブルシャワー
株式会社 サイエンス ミラブルプラス
株式会社 田中金属製作所 ボリーナワイド
株式会社 MTG リファファインバブルS

有名どころなだけあって、どれも「さすが」の推しポイントあり!

今回はファインバブル初心者のT美にも分かりやすいよう、この4本に順位を付けてランキン形式にしてみました。

◆順位決めルール◆
★シャワーヘッド5本(ファインバブルシャワー4本+新品ノーマル1本)で実験
★結果が良かった順に1位→5点・2位→4点・3位→3点・4位→2点・5位→1点を付けていき、5項目(水分量・脂分量・温度・強さ・節水)を比較で最大25点満点

見た目が重要なことは承知しつつも、個人の好みなどもある為、今回の採点項目からは除外。

全てに思い入れがあるので順位を付けるのは気が引けますが、T美の為に心を鬼にします。

さてさて、それではシャワーヘッド4本の中で、最も高点数だったのは・・・。

1位:エミュール期待通りのバブル仕事

今回の実験で1位に輝いたのは、エミュール「ファインバブルシャワー」です。

点数『22点/25点中』(88点/100点満点中)
サイズ 幅:約3.5cm/全長:約24cm
重さ 約220g
バブル発生方法 撹拌混合機方式(特許)
カートリッジの有無 有➡無くてもバブルは発生
価格(税別) 25,000円
エミュール「ファインバブルシャワー」公式サイト

ファインバブルの働きぶりを、しっかりと実感できる製品になっています。

唯一の欠点は、シャワーヘッドが若干重めというところでしょうか。

ですが、私はすぐに慣れ、気になるほどではありませんでした。

むしろ、ファインバブルの発生に影響する「装置」だと考えると、信頼感すら湧いてきます。

また、節水率が30%との表示がありますので、その点を重視している人には向きません。

その代わり、吐出量が安定しており、節水のシャワーヘッドにありがちな物足りなさを回避。

ファインバブルが及ぼしたであろう、結果の数値も圧倒的でした。

何この結果、ウソのように素晴らしくない!?

T美に極小泡の威力をまざまざと見せつけることができ、私もマニアとしてドヤ顔に。

もしもバブルの働きぶりだけでシャワーヘッドを決めるとしたら、エミュールがぶっちぎりでオススメです。

2位:リファ見た目だけじゃない機能面

2位以下は、かなり接戦に。

そんな中で次点の座を射止めたのは、リファ「ファインバブルS」です。

点数『17点/25点中』(68点/100点満点中)
サイズ 幅:約8.6cm/全長:約23.2cm
重さ 約250g
バブル発生方法 加圧旋回液流式
カートリッジ有無
価格(税別) 27,273円
リファ「ファインバブルS」公式サイト

見た目の美しさだけでなく、リファは全てにおいてまんべんなく高評価の結果となりました。

デメリットとするほどの悪いところはありませんが、しいて言うなら大きく重めな点でしょうか。

また、掃除やお手入れに対してデリケートな一面がネックになるかもしれません。

そんな部分さえ気にならなければ、かなり優秀なシャワーヘッド。

水流も4タイプ切り替え可能と、使い方の楽しみも残されています。

同じメーカーのローラーも最高だしね。

リファにかなりの好印象なT美も、上位の結果にご満悦の様子。

オシャレなものは使えない、なんて概念を吹き飛ばしてくれますよ。

唯一無二の外観に一目ぼれしたなら、購入へと進んでも損のないシャワーヘッドと断言できます。

3位:ミラブル水流の用途使い分けが鍵

3位になったのは、ファインバブルではかなり有名「ミラブルプラス」です。

点数『14点/25点中』(56点/100点満点中)
サイズ 幅:約3cm/全長:約18.2cm
重さ 約162g(本体のみ)
バブル発生方法 空気混合方式(特許)
カートリッジの有無
価格(税別) 40,900円
「ミラブルプラス」公式サイト

ミラブルで気になるのは、水流の使い分け。

ストレートとミストという2つの水流があるのですが、どちらも私の主要使いにはフィットしませんでした。

確かにミストは強さが欲しいし、ストレートだと激しすぎかもね。

ですが、だからダメなシャワーヘッドというわけではありません。

ミラブルのミストはかなり細かくて、お湯ならばフワフワの霧の中にいるようです。

赤ちゃんや年配の人の入浴にはバッチリではないでしょうか。

また、ストレートとミストの間にして「ハーフ水流」という使い方もあり。

強さを補うストレートと範囲をカバーするミストが合極まって、それだけで満足度がアップします。

カートリッジの取り付け推奨なので、塩素緩和の恩恵も感じられるシステムに。

マジックも落としてしまうくらいキメ細かな水は、美容の強力アイテムとなることでしょう。

4位:ボリーナ価格帯とのバランス1番

ミラブルと同じく知名度のあるボリーナ。

その「ボリーナワイド」が4位という結果になりました。

点数『13点/25点中』(52点/100点満点中)
サイズ 幅:約3cm/全長:約20.7cm
重さ 約145g
バブル発生方法 空気旋回混合方式(特許)
カートリッジの有無
価格(税抜) 10,000円~
「ボリーナワイド」公式サイト

4位だからといって侮ることなかれ。

ボリーナの良いところは、価格帯とのバランスがとても優れている点です。

他のシャワーヘッドが2~5万円もする中で、このボリーナだけが1万円台をキープ。

ですが、そんな低価格でありながらもバブルの存在は感じられ、コスパの良さも連想させます。

それに、用途によって6種類もヘッドがあったり、シルバーとホワイトのカラーから選べたりと、選択の多さも魅力。

シンプルで余計なものが無いし、お手軽な価格も親しみ持てる~。

また、どこまでいっても真っすぐな水流が、節水で弱くなる勢いを増強。

重量も軽いので、小さな子供でも簡単に持つことができますよ。

まさしく経験者だけでなく入門編としても最適な1本。

「ただ安いだけ」とは歴然の差がある、お得感たっぷりのシャワーヘッドなのです。

◆ファインバブル協会は本物の証!?◆
ファインバブルシャワーを探しているなら、「ファインバブル協会」という存在に気付くかも。その名の通り、バブルの基準化や推進をしている団体ですが、会員じゃないから「偽物」というわけではありません。ちなみに、多くのファインバブルシャワーの中で協会の会員になっているのは、ミラブル・ボリーナ・リファを製造している3会社のみ。団体で独自の試験もしていますが、お聞きしたら「発生装置」のような機器系のものを扱っている会社のみ対象とのことでした。今のところ登録の義務もないし、まだ新しい技術であるファインバブルだからこその未知数さを物語っています。

シャワーヘッド徹底比較!実験ごと結果

今回の実験結果の順位は以下のようになりました。

◆今回のシャワーヘッド比較結果順位◆
順位 商品名 比較に使用した水流 点数(25点満点)
1位 エミュールファインバブルシャワー 22点(88点/100点中)
2位 リファファインバブルシャワーS パワーストレート 17点(68点/100点中)
3位 ミラブルプラス ハーフ水流 14点(56点/100点中)
4位 ボリーナ 13点(52点/100点中)
5位 ノーマル 12点(48点/100点中)

ここからは、それぞれの実験結果を項目別で見ていきます。

今回の比較対象は以下の5つ。

  • シャワーを当てて変化した水分量
  • シャワーを当てて変化した脂分量
  • シャワーを当てて変化した肌温度
  • 水を当てて強さを比較した強さ度
  • 容器が満タンの時間を測る節水度

設定温度や吐出量などは、全て一緒の条件で行いました。

こうやって同じ環境の中で比較してみると、使っていた時とは違う印象でビックリ。

数字の優劣が、目に見えて明らかになってきたのです。

水分量:肌の奥へ届くサイズにさすが

ファインバブルの最大の特徴は、大きさが極小であるという点です。

特に、ウルトラファインバブル(ファインバブルの1つ)に至っては、目で見ることすらできません。

◆各メーカーのファインバブル発生サイズ比較表◆
商品名 ファインバブル
マイクロバブル ウルトラファインバブル
エミュールファインバブルシャワー 0.005mm以下
(5ミクロン以下)
0.0001mm以下
(0.1ミクロン以下)
ミラブルプラス 0.03mm以下
(30ミクロン以下)
0.00013mm以下
(0.13ミクロン以下)
ボリーナワイド 0.05mm程度
(50ミクロン程度)
0.0001mm程度
(0.1ミクロン程度)
リファファインバブルS 記載なし

ちなみにミジンコのサイズは1~5mmほどだそうです。

こんなに小さいのですから、毛穴に入り込むのはお手のもの。

小さければ小さいほどしっとり度が増すのではと、手に水を当てて水分量の変化を見てみました。

◆ルール◆
★手に水を1分間当て続け、その前後の水分量を測定する
★測定前の肌の状態は±5%の差にとどめる

測定の結果は以下のように。

この数字をグラフにすると、差にかなりの開きがあることがわかります。

何でエミュールだけこんなに高いの!?

そうT美が絶叫するほど、水分量比較でエミュールのファインバブルシャワーが圧倒的な結果に。

これでも測り直して、1番悪かったものを採用しているくらいです。

それぞれを2週間ずつ使ってみた時も、エミュールの最大値は群を抜いていました。

エミュールのファインバブルは最小レベルなので、当たり前とも言えるかもしれません。

その証拠を示すかのように、2週間それぞれのシャワーを浴び続けた私の髪は・・。

エミュールのものだけが、ウネウネの髪をストレートのようにしてくれました。

それだけ髪の毛に水分が含まれたのでは、と思っています。

あっ、ちなみにお恥ずかしいけれど普通はコレです。

・・ホントよかったね、ファインバブルに出会えて。

ロングヘアで面積が大きいぶん、圧巻の変わり具合に周囲も騒然。

パサ髪に悩んでいる人には、エミュールのファインバブルシャワーはかなりオススメです。

また、リファでも髪の手触りやボリュームダウンに変化あり。

ドライヤー後の指通りがあきらかに違った感動を、今でもはっきりと覚えています。

さらに、水分を含ませるといった意味では、ミラブルも捨てがたいところ。

ナノレベルのバブルを含むミスト水流は、まるで美顔器のようなのです。

ただ強さには欠け、ミスト水流だけでの洗髪はチョット・・というのが正直な感想。

やっぱり、ある程度水量があるシャワーヘッドの方が、日常使いには効率が良さそうです。

脂分量:バブルの数の多少が決め手に

バブルがどんなに小さくても、数が少なければ働く効率が悪くなるのは当たり前。

各社メーカーで公表されているファインバブルの数は、このようになっています。

◆各メーカーのファインバブル発生個数比較表◆
商品名 水流タイプ ファインバブル(1mlあたり)
マイクロ
バブル
ウルトラ
ファインバブル
エミュールファインバブルシャワー 測定していない 2億個以上
ミラブルプラス ストレート 6000万個 70万個
ミスト 2400個 2000万個
ボリーナワイド 1億個
リファファインバブルS ミスト 6800万個
ジェット 1300万個
ストレート 1300万個
パワーストレート 1000万個

エミュールのホームページには数量が載っていなかったので、電話で問い合わせてみました。

すると、衝撃の2億個!

しかも実際に測定した結果だそうです。

また、同じくミラブルとリファも実測値とのお返事でした。

その点、ボリーナは理論値(計算値)だそうですが、それでも1億個を想定できるほどの量ということですもんね。

数字上で見ると、エミュールとボリーナの発生個数がとび抜けていることが分かります。

ですが、実際のところどうなのでしょうか。

肌の脂分の落ち具合で比較してみることにしました。

◆ルール◆
★手に水を1分間当て続け、その前後の脂分の落ち具合を測定する
★測定前の肌の状態は±5%の差にとどめる

水に当てるのは1分間だけですし、そこまで結果に期待していなかったのですが・・。

こうやって見ると、かなりの差が付いています。

差をグラフにすると、以下のように特徴ある結果に。

働き手(バブル)が多いにも関わらずボリーナの数値が上がらなかったのは、節水の影響が考えられます。

しかも、ボリーナヘッドの穴は、一般的なものより小さめな印象。

よって、細い水が出てくることになり、吐出し量に関しても決してイケイケとは言えません。

その分ソフトな水当たりになるのですが、バブル発生数からすると作用はおとなしめなのです。

それに比べて、脂分量の変化で目立っていたのがここでもエミュール

節水度が小さい為に出てくる水量が多く、その分ファインバブルを浴びたと考えることができます。

節水が正義!というわけでもないのね。

2週間レビューの時の結果も、エミュールが1位に。

脂分が落ちるからこそ、お肌へ水分が入っていくというもの。

大量発生したバブルをどれだけ浴びることができるかが、脂を落としてくれるだけでなく、保湿へと繋がる鍵だったのです。

肌温度:マッサージ以外の盲点が存在

いくつもあるファインバブルの特徴の1つに、刺激をしてくれるということが挙げられます。

それがマッサージのようになり、体温上昇に作用してくれるというものです。

実際に手の甲に水を当てて、肌温度の変化を測定してみました。

◆ルール◆
★手に1分間水を当て続け、前後の肌温度の変化を測定
★測定前の肌温度は±5%の差にとどめる

その結果はこのようになりました。

水を当てるのはたった1分だったにも関わらず、ちゃんと何かしらの変化が起こっています。

変化の数字をグラフにするとこんな感じに。

1位の座を奪ったのは、誰も願っていないノーマルのシャワーヘッド。

やっぱり節水ではないシャワーヘッドの威力は違いますね!

同一環境において改めて実感しました。

ですが、こんなに温度が上昇したのは、バブルではなく単なる水の威力。

その証拠に、ノーマルシャワーヘッドの水分量と脂分量の結果は、どちらも最下位です。

逆に、ファインバブルシャワーはノーマルほどの威力が無いにも関わらず、肌温度のアップが見られました。

その中でも、水量の多いエミュールが温度上昇率で同率1位だったのは納得の結果です。

実際に2週間測りつづけた時も、同じくエミュールが1番大きい体温アップ。

長く浴びた方がファインバブルシャワーは体温アップしてる!

今回の実験で、唯一ミラブルプラスだけが、浴びた後に肌温度が低くなってしまいました。

この理由はミストを含んでいた為、肌を刺激するという感じではなくなり、1分間という短時間では結果が出にくかったことが考えられます。

ミスト状よりも直流タイプのシャワーの方が体温上昇を感じられるのは、当然と言えば当然のこと。

どんなにファインバブルが入っていても、水圧が弱ければ温度上昇には繋がりにくいと言えるでしょう。

また、そもそもの出す水の量が少なすぎると、バブル自体が発生しませんのでご注意を。

水強さ:異例の比較術で壁ドンなるか

はてさて、では肝心の水の強さはどうやってT美に見せるか・・。

考えた末に、フェイクの葉っぱに水を当てて壁ドンできるかを試してみました。

◆ルール◆
★葉っぱに水を当てて壁に押し付けられるかを見る
★同時に水の当たる範囲の広さも確認

威力が強ければ、あっぱれな壁ドンを見せてくれるはずです。

さて、結果は・・・。

水の強さ具合においても、エミュールのシャワーヘッドが1位となりました。

エミュールは水の量が多いのに加え、出る面積も広めなのがその理由でしょう。

ノーマルのシャワーヘッドは勢いでいくも、強すぎて一部がドンならず。

ボリーナとリファは逆に少量のみのドンで、決して成功したとは言えませんでした。

ミラブルはミストまじりの水だった為に、優しすぎて葉っぱがユラユラ遊ぶだけ。

ちなみにリファのミストも同じような結果です。

では強ければいいのでしょうか、試してみることに。

ストレート水流に変えても、範囲がせまめなせいか、ミラブルは成功しませんでした。

リファのジェット水流に至っては、強すぎて葉っぱ同士の間に隙間が。

同じミスト&ストレートに変えられるシャワーヘッドでも、リファの方が勢いが強めということが分かります。

仕様が同じようなシャワーヘッドでも違いがあるのね。

水圧が高ければ良いというものでもありませんが、それでも多少の強さは必要ですよね。

そして、私は肌当たりもこだわりたいという欲張りぶり。

エミュールのシャワーヘッドは、その点普段使いにピッタリの実用性を兼ね備えていました。

節水度:ほぼサイト通りの節水仕様に

お肌の変化や体温上昇に繋がる鍵を握っていたのは節水。

節水で水量が少な過ぎると、浴びる量や水の強さにも影響し、その分だけメリットを感じにくくなってしまうからです。

では、節水については各シャワーヘッドメーカーでどうなのでしょうか。

公表してある各メーカーでの節水度合いは、以下の通りです。

◆各メーカーのシャワーヘッド節水率の比較◆
商品名 水流タイプ 節水度
エミュールファインバブルシャワー 約30%
ミラブルプラス ストレート 約25%
ミスト 約60%
ボリーナワイド 約50%
リファファインバブルS ミスト 約67%

これをふまえて、実際のところを比較・検証してみたいと思います。

◆ルール◆
★容器(5ℓ)にどのくらいで満タンになるか時間を測定

すると、ほぼ公表してある通りの結果となりました。

特に、ミラブルとリファにはミスト水流があるので、節水しようと思えばかなりのところまでイケるかも。

節水を重視するならば、ミラブルかリファのチョイスがオススメです。

少し数字は落ちましたが、ボリーナも節水度は合格点。

そんな仕組みが入ってるか心配になるほど軽いのですが、どの実験も無難にこなしています。

エミュールが下位になってしまいましたが、これはサイトの公表通りで、特に悪い点というわけではありません。

節水度を重視するのか水圧&水量を選ぶのかという具合に、あなたなりの正解シャワーヘッドを決めましょう。

ファインバブルの気になる口コミを検証

ファインバブルシャワーの口コミをチェックすると、よく見かける感想やウワサがあるんです。

  • 油性マジックがシャワーの水だけで落ちる
  • シャワーの水が白く濁ったようになる
  • 水圧が低いせいかシャワーの温度が下がる

どれにも賛否両論あって、使い方や状況の違いにもよるのかなと思っていました。

そこで、これを機に同一環境の中で実験してみることにします。

マジック落としの実験を口紅で再現

こんなCMのように油性のマジックを水で落とせるわけないじゃない。

私もそう思っていたんですけど、決してそれはウソではありませんでした。

もちろん、どのシャワーヘッドを使っても、キレイに無くなるとまではいきません。

でも、普通のシャワーでは落ちなかったものが、ファインバブルのものだと結構イケちゃうんです。

今回は、かなり落ちにくい口紅を使って、どのくらい落ちるかを見てみることにしました。

◆ルール◆
★口紅部分に水を1分間当て続ける
★口紅を付ける前にはメイク落としや除光液を使って脂分を完全オフする
★水を止めたあとに5回ほどこすってみる

結果に期待はしていませんでしたが、シャワーヘッドでかなり差がついています。

1番ウォータープルーフの口紅を落とすことができたのはミラブル。

マジック落としのCMをしていることもあって、前評判通りの結果です。

この理由は、細かいミスト状の水にあるのかもしれません。

実際にマジックを落としてみた時も、ミラブルのミストはかなりのところまで成功。

霧状だからこそ、肌にじんわりとしみこむように汚れを落としてくれている気がします。

直流タイプの水流では、リファとエミュールの結果がかなりのもの。

ここまで落ちれば文句ナシね!

しかも直流がゆえに、じんわりと温まる感じも実感できます。

4位だったボリーナでさえ、ノーマルのものとは圧倒的な差。

完璧除去とまではいかずとも、ファインバブルシャワーで油成分をかなり落とせることがわかりました。

ファインバブルだと水の色が変わる?

お風呂の中にシャワーヘッドを入れて水を出すと白くなりました。

ファインバブルの影響で、ノーマルではならない白さが体験できるというのです。

とりあえずシャワーヘッドから出た水を見てみましたが、それ自体はどれも透明のまま。

本当は白っぽくなっているのかもしれませんが、目視では判定できないレベルです。

きっと、シャワーヘッドをお風呂のお湯の中に入れて吐出することで起こるのでしょう。

水流の勢いを利用してバブルが混ざり合い、白く濁ったように見えると考えられます。

また、バブル数が大量になると、そんな現象が起こるのかもしれません。

そこで、各シャワーヘッドそれぞれで、白くなるお風呂を作ってみることにしました。

◆ルール◆
★一定量ためたお風呂の中にシャワーヘッドを入れて水を出す
★1分30秒間行い、前後での白濁具合をチェック

ファインバブルが出ているなら、どれも白くなるに違いない。

そう確信をもって実験してみましたが、結果は意外なものとなりました。

ミラブル・ボリーナ・リファは白っぽくなったのに対し、エミュールは全く白くならなかったのです。

エミュールって、ダメヘッドだったの!?

お風呂が白くなると、効果感もアップするような気がしますよね。

ですがノーマルのシャワーヘッドはともかく、数々の実験で結果を残したエミュールの水に、何も起こっていないなんてことは考えられません。

この白濁さの違いは、大きさの違うバブルの含有量が決め手になっているのではないでしょうか。

ミリバブル・ファインバブル説明

ファインバブルには、マイクロバブルとウルトラファインバブルが含まれています。

無色の泡が多ければ、より透明に近づいて見えるというもの。

ということは、エミュールが透明なのは、ウルトラファインバブルが多い証拠でもある訳です。

泡の大きさは小さければ小さいほど良いのですから、透明=ダメという図式は崩れます。

しかも、白く濁って見えるマイクロバブルは、5分としないうちに消えてしまいました。

これは、普通の水に近づいてしまったということではないでしょうか。

マイクロバブルが上昇して消えてしまったってことですね。

白いお風呂はファインバブルの証拠と言えますが、無色だからといってNGとの決めつけはやや早い!

すぐに消滅するマイクロバブルと違い、長生きするウルトラファインバブルこそが、私たちの希望の星です。

今回の比較では、実は白くならなかったエミュールが1番ファインバブルを感じられる水になっていると言えるでしょう。

節水の効果か温度の差がガス代へ影響

節水はうれしいけれど水温が低くなって寒い。

節水の機能が付いていることの多いファインバブルシャワーには、そういった声が多いのも事実です。

今回の数々の実験の中でも、それはダイレクトに感じていました。

予定外でしたが、冷え性のT美のために急きょ温度測定を開始。

揚げ物用の鍋から、油温度を測るメーター(新品)を取って貸してくれたという天然具合に、拒否できなかったということもあります。

◆ルール◆
★温度計に水をかけ続け、メーターの上昇がストップするまで行う
★水の量は同じにし、水温はノーマルの30℃を基準に

測ってみてよかった~。

あくまでも目安程度ではありますが、こんなに水温に差が出ていました。

ノーマルで約30℃の時、ミラブルでは10℃近く水温が低くなっていたのです。

反面、エミュールは節水度が低いおかげで、そもそもの30℃を維持。

水温についても、エミュールが1番良い結果となりました。

低くても度に設定温度を上げればいいので、この結果がデメリットとなるかは微妙なところです。

ですが、その分ガス代が上がることをぜひともお伝えしておきたい!

1℃温度を上げると20分当たり3円ほどガス代がアップするという話もあり、4人家族ならば年間で5,000円ほど違ってくることも考えられます。

これが10℃なら、考えただけでもおそろしや~。

節水で水量が少なくなると、温度まで低くなってしまうという落とし穴があることも踏まえてシャワーヘッドを選ぶようにしましょう。

また、裏技ではありませんが、最初に吐出する時だけでもシャワーヘッドを持って少しななめにしてみてください。

水が出るまでの力が、真上よりも小さくて済むからでしょうか。

壁に掛けたまま出すより、ずっと早くお湯に変わりますよ!

迷ったらエミュール他に無いメリットも

同一環境での実験に、数値の優劣が明らかになった各メーカーのファインバブルシャワー。

しかし、見た目や仕様にインスピレーションを感じたならば、その選択は結果関係なくハズレなし。

だって、どれもマニア納得の推しシャワーヘッドたちなんですから。

ですが、ファインバブルを重視しているならば、やっぱりエミュールがオススメ。

圧倒的な数値に、T美も「ほうほう」とうなるばかりです。

それに、エミュールだけにしかない特徴もあります。

それは、出てくる水がグッとまろやかな質感になる点。

エミュールの「ファインバブルシャワー」は、ヘッド内の仕組みにより水の構造がカットされ、普通とは一味違うシャワーになっているのです。

これに比べて、ノーマルのシャワーヘッドでは水が飛び越えていくほどの当たり具合。

これで、どれだけエミュールの肌当たりが優しいか、分かってもらえると思います。

ちなみに、他のシャワーヘッドの当たり具合はこんな感じ。

いくつもの筋ができるように流れていくのは、エミュール「ファインバブルシャワー」だけでした。

ただ、優しさに加えて水の線が細いため、バシバシの強さではないことは事前にご理解を。

十分な水量でありながらも、スル~っと身体をつたうように流れていくんです。

こうなると、保温の度合いにも期待できるかも。

また、水の出る面積も広めなので、範囲も不足ありません。

多量のファインバブルと優しい水のWパンチで、私たちをキレイへと導いてくれるアイテムなのです。

★エミュールを使い続けていたらメチャ若く見られた話★
エミュールのシャワーヘッドに変えたらアラフォーが20代に

まとめ

ファインバブルシャワーの価格は、やっぱり少しお高めです。

今回比較用に使用したノーマルのシャワーヘッド、私は1,000円足らずで買いました。

ミラブルプラスの価格と比べたら、その差は約50倍!

別に普通のものでも不自由しないのに、自分には高級品すぎるかもと思ってしまうのもわかります。

しかし、50倍以上の価値があるのがファインバブル。

特に今回ご紹介した4本は、マニアも納得の愛すべきヘッドたちです。

バブルもちゃんと発生していて、どれも良い製品だと再確認できました。

そんな中でも特に際立っていたのが、エミュール「ファインバブルシャワー」。

どの結果もズバ抜けており、「なんじゃこりゃ」を繰り返していたT美は、もちろんエミュール信者の一員に。

ランニングコストがいらないことや掃除のラクさも考えると、私もエミュールが1番どんな人でも使いやすいかなと思います。

いつものお風呂タイムに、キレイになる相棒を。

見えもしない小さな泡たちが、あなたに大きな変化をきっともたらしてくれますよ。

この記事を書いた人
タンサック編集部

こんにちは、タンサックと申します。
このサイトの名前にもなっているタンサックは、「探索」という意味です。
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