「そのシャワーヘッドは良いに決まってる、だってリファだよ!?」
ファインバブルシャワーを検討していた私に、友人のT美が放った一言。
同じメーカーのローラーでよくマッサージをしているT美は、リファに絶大な信頼を寄せている様子です。
「美形でスペックも良いなら、もう買いでしょ。」
確かに、口コミでも良かったという声が多く見られました。
それに、リファの製品と一目でわかるようなステンレスの風合いもスタイリッシュ。
「浴びるだけで肌を美しくするシャワーヘッド」というキャッチコピーにウソ~とは思いつつも、胸の高鳴りは止まりません。
もう気持はイケイケになり、そのまま通販サイトへGO!
ということで、今回は実際にリファのファインバブルSを使ってみた感想をご紹介していきます。
本当に普通のシャワーヘッドとは違うのか、2週間をしっかりレビュー。
オシャレなものは大抵が期待外れ、なんて常識を吹き飛ばしてくれるかな・・・。
リファのファインバブルS開封レビュー
驚きは、玄関の扉を開けたところから始まりました。
だって、こんな大きな箱で届いたんですから。
500mlのペットボトルではお話にならなかったので、1,5ℓと比べてみると・・。
箱がかなり大きめです。
1.5ℓペットボトルが2本分くらいの大きさがあります。
差出人の名前を見るまでは、シャワーヘッドということに気付かなかったくらい。
よっぽどカタログなんかが詰めてあるのかもと開封すると、ほとんどが緩衝材でした。
その姿は、まるで箱入り娘。
しかも、高級ジュエリー店のような美しいカラーに目が釘付けです。
いざ、内箱を開封へ。
普通のシャワーヘッドをイメージしていると、そのインパクトにやられます。
サイトで見た写真とは迫力が違い、室内の光を受けて輝く姿はミラーボールさながら。
写真に収めるのも一苦労でした。
ミッドセンチュリーを思わせるような幾重ものカーブと、ターコイズ色の吹き出し口。
左右非対称なところが、普通のシャワーヘッドとは一線を画しています。
サイズ感や持った時のしっくり具合を確認しようと思っても、見た目しか目に入ってきません。
これはもう、早く取り付けを始めるべきなのでしょう。
隙のないパーフェクトな梱包の余韻に浸りながらも、我が家の地味風呂へとその場を後にしました。
シャワーヘッド取り付け細部までリファ
リファ「ファインバブルS」の取付けは簡単でした。
かかった時間は2分くらいだったでしょうか。
こうやって取り付けて初めて、シャワーヘッドだという認識が芽生えてきます。
リファのヘッドでいいなと思ったのは、コネクタにカバーを装着する点。
表の下欄のシャワーヘッドをお使いの場合は、本体の前に付属のコネクタを付けなければなりません。
現在のシャワーメーカー | アダプタ(コネクタ) |
INAXやTOTOなど | 不要 |
KVK・MYM・ガスター | 必要(同梱されています) |
大抵こういったものは質感や材質が違っていたりして、そこだけ浮くことも。
ですが、さすがリファです。
ファインバブルSにはコネクタ専用のカバーリングが付いていて、こんな細部にもぬかりなし。
色が統一できて、何気ないところですがポイント高いです。
バッチリきまったな。
ですが、そう満足しながらヘッドを壁掛けに戻してみると・・。
見て下さい・・・すごく浮いています!
全体は解禁できませんが、うちの古くてオフホワイトベースのお風呂には、全くなじんでいません。
ご自宅の浴室内の色バランスを考えられている場合は、シャワーヘッドのオシャレさがデメリットとなる場合がありそうです。
「まぁ、肝心なのはシャワーの水だから」と思い直し、楽しみにしていた初水出しへと移ります。
使い勝手◎水流タイプ4種類の特徴
リファ「ファインバブルS」では、4種類の違った水流を楽しむことができます。
下はそれぞれに対する私の感想と、発生するファインバブルの数量です。
水流のタイプ | 感想 | バブル個数 | |
① | パワーストレート | 水の出る範囲も水圧もノーマルに近い | 約1000万個 |
② | ストレート | パワーストレートよりもソフトな当たり | 約1300万個 |
③ | ミスト | 節水&バブル個数が最強!霧状の水に包まれて | 約6800万個 |
④ | ジェット | まるで滝業のような強さで物足りなさを払しょく | 約1300万個 |
ファインバブルを重視したいならば、この中では圧倒的な発生数である③ミストが要チェックです。
最大差5800万個は大きいですよね。
そんないくつもの水流を発生させるヘッド内部をのぞいてみると、茶こしのような網が見えるばかりで何も分かりませんでした。
ですが、水に圧力をかけたり回転させたりと、中ではスゴイことに。
4種類もの水流を生み出しているだけあって、ハイテクな構造になっています。
見た目と中のギャップに萌えます。
これらは、シャワーヘッドについているモードボタンを押すだけで、簡単に切り替え可能。
手前から奥に押し込むようにして押すと、1番しっくりいきました。
1つのヘッドで4つの水流を感じることができ、美しさだけでなくお得面もバッチリです。
しかし、水圧にはかなり差が出てくるので、いつも使いの水流は決まってくるかもしれません。
シャワーヘッドにはたくさんの穴があれど、水流によって吹き出し口はこんなに違いが。
私は勢い強めの水が好きなのですが、ジェットでは痛かったので①パワーストレートを普段使いに決定。
これならば節水シャワーヘッドにつきものの、チョロチョロ具合も気になりませんでした。
実は、ミスト水流がダントツでバブル数が多いと知ったのは後日。
「こんなに違うのであれば選択間違えた!?」
そんな後悔も少し頭をよぎりますが、オールマイティーに使いやすいのはやっぱりパワーストレートだと今でも思っています。
このパワーストレート水流で2週間、しっかり使った感想をまとめてみました。
口コミ通り変わる?2週間を追いました
ファインバブルの出るシャワーヘッドを使うなら、チェック必須のポイント。
それは、洗浄・保湿・保温の3点です。
これについて検証すべく、肌の水分量・脂分量と体温を2週間測定しました。
また、口コミで多かった髪についても比較していきます。
ライオンヘッドを手なずけた極小バブル
口コミでは「髪の毛で実感した」という声が多く見られました。
こんな意見が度々出てきて、ゴワゴワ&パサパサ髪の持ち主である私が気にならないわけありません。
しかもロングヘアの天パーなので、自分の髪型にほとほと手を焼いているのです。
ですが、ファインバブルSを使い始めて2週間、私のライオンヘッドはずいぶん大人しくなりました。
シャンプーやトリートメントを変えたわけではなく、ただいつもと同じようにシャワーを浴びていただけ。
ドライヤー後の手触り感が違っていくのを、日を追って感じることができました。
髪の毛1本1本がしっかりしてきた感じ。
もっと浴び続ければ、ストレートヘアも夢じゃない!?
これはファインバブルが豊富に含まれているという証拠なのではないでしょうか。
お肌のほうの結果も、これなら期待できそうです。
肌の皮脂ベトベト落ち具合アップを実感
リファのシャワーヘッドから出てくる水には、1mlあたり6800万個のファインバブルが含まれています。(ミスト水流の場合)
小さじ1杯で考えると、なんと3億4000万個の極小泡が入っているということに!
1番バブル発生の少ないパワ-ストレート水流でさえも同量で5000万個ですから、全く想像が追い付きません。
そんな爆量のファインバブルを浴びたんだからと、私は期待まんまんに。
ところが2週間後、お肌の見た目は全く変わっていませんでした。
劇的に変化!とは、やはりいかないようです。
ですが、夕方に感じていたTゾーンのベトベト感は、なんとなく減った気がします。
2週間の測定した結果を見てみると、脂分の落ち具合が期待以上でした。
普通のシャワーヘッドの時は、こんな具合。
水分量アップも脂分量ダウンも、リファが上回っていました。
ファインバブルSからの水が、浴びるたびにしっかり皮脂を落としてくれていることを発見。
そしてお肌に水分を運んでくれているに違いありません。
今回はパワーストレート水流を主に使ったので、ファインバブルが1番出るミスト水流ならば、さらに良い結果になっていたことでしょう。
少しの体温上昇も雲泥の差の予感
体温の変化も、普通のシャワーヘッドの時よりも高い結果が出ました。
2週間測り続けた、ファインバブルSの時の最大体温は下のように。
20分間のシャワーだけで、リファの場合は0.6度もアップしています。
ちなみに普通の時の体温はこのような結果でした。
普通の時は0.3度アップで、リファの方が0.3度体温上昇しています。
たった0.3度の違いですが、これで代謝や免疫力もアップするというから見逃せません。
体温が0.5度上昇すると、免疫力は15%アップするとも言われており、ほんの少しの違いが雲泥の差なのです。
実際に脱衣所から出ても、じんわりした温かさが続いていました。
さらに浴び続けていくと、シャワー前と後の体温差は大きくなるのではないでしょうか。
ファインバブルが体温に関係する理由は、極小泡がマッサージをしてくれるということが挙げられます。
しかも毛穴に入りこむことができるサイズなので、表面だけをボコボコ刺激する泡風呂とは別格です。
冬や冷房の効き具合などで、冷たくなってしまうことが多い私の手と足の先。
夏でもホッカイロを引き出しに常備しているほどなのですが、この習慣にもやがて終わりを告げることになるでしょう。
リファ風呂シルキーバスはミルキー?
体温アップと聞けば、思い浮かぶのがやっぱりお風呂。
リファのシャワーヘッドでは、そんなバスタブ内のお湯を「シルキーバス」にすることができます。
浴槽の中にあらかじめお湯をためておき、そこにシャワーの水(お湯)を加えることで、白くなったなめらかなお風呂を体験できるという話。
白くなるといっても期待するほどではないと思いますが、せっかくなので挑戦してみました。
手順はこうです。
- 浴槽の中にいつも通りお湯をためる
- シャワーヘッドをその中へ入れて吐出
- 1分ほどで白濁したお湯に変身!
口コミでは「分からなかった」との声が多かったので、全く期待していなかったのですが・・。
なりました、濁ったようなお湯に!
私は、パワーストレート・ミスト・ジェットの3つの水流で挑戦。
その中でも、ミストでお湯を出した時が最も白濁したように感じられました。
ファインバブルの1つであるマイクロバブルは白く目視できる泡。
シャワーヘッドでお湯を出して白く濁ったということは、多くのマイクロバブルが出てきたということではないでしょうか。
ただ、以下のような場合は白濁すること自体が難しいかもしれません。
- 何度もたきなおした
- 家族が入った後
- シャワーの勢いが弱い
目に見えると、「キレイになるお湯に入ってる!」なんて思えますもんね。
お風呂に入ってみましたが、白さはそこまで実感できないものの、見えないヴェールに包まれているような感覚にさえなります。
「ミルキー」じゃなく「シルキー」のバスというネーミングに、納得しながら湯船で極楽気を味わいました。
リファ「ファインバブルS」の詳細
リファには2つのファインバブルシャワーがあります。
ファインバブルSの前身とも言えるリファ「ファインバブル」との1番の差は、水流の種類数。
購入するならば、ファインバブルSの方がオススメです。
その詳細は、このようになっています。
◆ReFa FINE BUBBLE S の詳細◆ | |
サイズ | 約86×232×110mm |
重量 | 250g |
材質 | ABS・ASA・ポリアセタール・コポリエステル・銅・ステンレス・エチレンプロピレンゴム・ニトリルゴム |
バブル発生方法 | 加圧旋回液流式 |
製造国 | 中国 |
価格 | ¥27,273(税別) |
カートリッジ | なし |
※2020年10月時点
気になるカートリッジですが、リファのシャワーヘッドでは必要ありません。
ランニングコストがいらず、ヘッドの価格と光熱費のみでOK。
塩素除去などの機能をプラスすることはできませんが、定期的な費用がいらないのは大きいです。
また、ミスト水流使いをすれば、最大で67%の節水が期待できます。
私はミスト水流だと少し水温が低く感じられたのですが、赤ちゃんの入浴には良いかもしれませんね。
使い方次第で、光熱費も抑えることができそうです。
ちなみに、リファのヘッドは分解度ゼロなので、お掃除はこのままの姿ですることになります。
材質に銅やステンレスの表記があるためか、以下のものは控えた方が安心。
- 酸性やアルカリ性の洗剤
- 研磨剤入りの洗剤
- 金属たわし
- メラミンスポンジ
使い捨ての歯ブラシやスポンジに水を含ませ、やさしくお手入れするようにしましょう。
キズが付いて外見のゴージャス感が台無しになったら、もう愛すことができないかも・・。
リファを使うようになってから、私はいつも入浴後にヘッドに付いた水滴をタオルで拭き上げるように。
シャワーヘッドを美しく保とうと思わせる何かが、このファインバブルSにはあります!
公式サイトの他、楽天やヤフーでも購入することが可能。
この美しいシャワーヘッドの魔力、あなたもハマること必須です。
↓↓リファ「ファインバブルS」はこんな人にオススメ!!↓↓
- 安っぽいシャワーヘッドから卒業したい人
- 家族や用途に合わせていろいろな水流を使う人
まとめ
「浴びるだけで肌を美しくするシャワーヘッド」という文句はウソではありませんでした。
脂分の落ち具合や体温の上昇など、リファ「ファインバブルS」が起こした変化は期待以上。
実際に浴び続けただけで、2週間と言えども納得の結果です。
それに、4つの水流やシルキーバスなど、見た目だけじゃなく使っても楽しいのが特徴。
細部まで追求されたこだわりが、私のハートをしっかりキャッチしました。
リファ「ファインバブルS」は、外見も機能も洗練された満足度の高い製品と言えるでしょう。
どちらかと言えば、見た目より実用性重視の私ですが、この魅力にはすっかり虜になってしまいましたね。
オシャレなものは、今までことごとくハズレばっかり。
そんな通説を覆すシャワーヘッドであることは間違いありません。
リファ推しのT美がこの結果に鼻高々、そんな様子が今にも目に浮かぶようです。