お風呂に入ったときにふと見る鏡。
お風呂の鏡って自分の気になる所をチェックしたり、顔をのぞいて見たり、結構使いますよね。
でも、そこで見る鏡が水垢で汚れていると、ちゃんと映らなくてイライラしちゃうもの。
我が家のお風呂の鏡もちょうど顔が映る部分のあたりに水垢があって、残念な状態です。
いつも何とかしたいなと思いながらお風呂に入っていました。
そこで今回はお風呂の鏡の水垢の落とし方や予防方法を調べてみました。
私と同じように、お風呂の鏡の掃除方法が分からず放置しているあなた。
たったの4ステップで鏡がピカピカに。
この記事を読んで、水垢を落としたキレイな鏡の前でお風呂に気持ち良く入りましょう。
お風呂の鏡の水垢という敵を知る
そもそもどうして水垢が鏡に付くのでしょうか。
実は普段使っている水道水に原因があるのです。
水道水にはナトリウムやカルシウム、ケイ素といったミネラルが含まれています。
この「ミネラル」は私たち人間の身体をつくる五大栄養素の1つ。
五大栄養素とは炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンのことです。
この五大栄養素のおかげで筋肉や血液などが作られ、わたしたちに必要なエネルギーを生み出したりします。
でも、この中のミネラルがお風呂では結晶になって鏡にこびり付き、やっかいものになっているのです。
何だかとっても残念ですが、お風呂の中では私たちを困らせる天敵になっているんですね。
クエン酸を使って水垢を落とす方法
では本題の水垢掃除の方法を見てみましょう。
水垢はアルカリ性の汚れになりますので、クエン酸のような酸性の洗剤を使ってください。
反対の性質を当てることで、汚れがゆるんで落ちやすくなります。
ここではクエン酸を使った掃除方法を2つ紹介していきますね。
クエン酸スプレーで水垢を落とす
まずは以下のものを準備しましょう。
- クエン酸(小さじ1杯)
- 水(100ml)
- スプレー容器
- 布2枚
クエン酸はドラッグストアなどで売っています。
クエン酸の準備が面倒ならば、お酢でも代用可能です。
理由は、お酢自体にクエン酸を含んでいるため。
掃除方法はカンタンで、4ステップです。
- 粉末のクエン酸小さじ1杯に対して水100mlで溶かして、スプレー容器に入れる。
- 1で作ったクエン酸水を布に吹き付けて、水垢の部分をしっかりこする。
- 水で濡らした布でしっかり拭く。
- 乾いた布でしっかり拭く。
ここでのポイントは鏡につけたクエン酸や水滴をしっかり拭き取ること。
水滴が残っているとまた、水垢が発生する原因になります。
最後に鏡には何も残さない状態を心がけましょう。
クエン酸スプレーを作っておけば、気になるときに自分のタイミングで掃除ができるのは私も便利だと思いました。
さらに洗面台の掃除やトイレ掃除にも使えるので、1度クエン酸スプレーを作ったら家事のあらゆる場面で活躍しそうです。
我が家でも掃除道具の1つに加えるために作ろうと思います。
頑固な水垢汚れの場合はパック作戦
上の方法でも落ちない頑固な水垢汚れにはパック作戦が有効です。
上で準備したものに追加で、キッチンペーパーを用意してください。
こちらも掃除方法はカンタン4ステップ。
- 鏡にクエン酸水をスプレーで吹き付ける。
- 鏡全体にキッチンペーパーを覆いかぶせて、30分~60分放置。
- キッチンペーパーをはがして、そのキッチンペーパーで鏡を磨く。
- 水で洗い流して、乾いた布でしっかり拭く。
注意点としてはキッチンペーパーが乾いてきたら、クエン酸を追加で吹き付けること。
こちらも最後はしっかりクエン酸や水滴を残さず拭き取りましょう。
キッチンペーパーを使ってやるので、少し手間は掛かりますが、私も定期的にパック作戦を試したいと思いました。
クエン酸掃除をするときの注意点
クエン酸のような酸性の洗剤を使う際の注意点が3つあります。
どれも大事なことですので、掃除の時には気を付けましょう。
- クエン酸は金属に付けないようにすること。
- 曇り止め加工の鏡の場合はクエン酸など酸性の洗剤は使わない。
- クエン酸系の酸性の洗剤を残して塩素系洗剤を絶対に混ぜない。
クエン酸系の酸性の洗剤に金属が触れるとさびてしまいます。
水道の蛇口付近は金属でできているので、注意しましょう。
もしついてしまったら、素早く水で流すことを忘れずに。
また、クエン酸は曇り止め加工の鏡にも天敵です。
せっかくの曇り止め加工が壊されてしまう可能性があります。
お掃除の前に、必ずお風呂の鏡をチェックしてくださいね。
最後に、カビキラーなどの塩素系の洗剤を絶対に混ぜないようにしましょう。
この組み合わせは有毒ガスを発生させるので、大変危険です。
掃除のときは、常に換気を忘れないようにしてくださいね。
水垢掃除の切り札ダイヤモンドパッド
がんこで消えない水垢があったら、ダイヤモンドパッドを使ってみてください。
これは人工ダイヤモンドを加工した研磨剤で、洗剤も使わないので環境にも優しい商品です。
メーカーによって名前の違いはありますが、ホームセンターやドラッグストアで販売しています。
最近は100円ショップでも見かけますね。
使い方はとってもカンタン。
- 磨きたい場所を少し濡らして、少しずつ優しくこする。
- シャリシャリした感触があれば、落ちている証拠。
- ある程度キレイになったら、水で流す。
- 水滴を残さずしっかり拭き取り、乾燥させる。
人工ダイヤモンドは非常に硬いです。
鏡によっては傷が付いてしまうので、使う前に鏡のはじっこで試してから使いましょう。
私はこのダイヤモンドパッドを愛用しています。
初めて使ったときは、感動してしばらくハマってました。
お風呂に入っているときに気になる所があると、ついゴシゴシ始めちゃいます。
水垢予防でお風呂掃除の時短をしよう
時間を掛けて掃除したピカピカなお風呂の鏡。
せっかくならこのキレイな状態を長続きさせたいですよね。
これは普段のちょっとした心掛けで可能です。
これをすればお風呂掃除の時短にもつながるので、ぜひやりましょう。
- 鏡に石鹸やシャンプーがついたら、水で洗い流す。
- お風呂から出る前に身体を拭いたタオルで最後に鏡の水滴も拭き取る。
これなら家族みんなで取り組めそうですよね。
鏡は水滴を取って常に乾いている状態にしておけば、水垢ともおさらばできます。
入浴後のちょっとした心掛けで、お風呂の鏡掃除がラクになり、時短につながりますね。
我が家でも早速、お風呂のルールにしようと思います。
まとめ
今回はお風呂の鏡の水垢の掃除方法と予防を紹介してきました。
汚れに対して、使う洗剤の成分を変えなくてはいけないという事が大切なポイントですね。
私は今まで普通の塩素系洗剤を使って鏡の水垢汚れをこすってましたが、落ちないわけです。
現在私が使っているダイヤモンドパッド。
これは本当にオススメです。
ご家庭の鏡に使えるようでしたら、ぜひ試してほしいです。
さらに落としたあとの予防もしっかり実施すれば、お風呂の鏡がキレイに保たれること間違いなし。
さぁ、あなたもお風呂の鏡の水垢をキレイに落として、さっぱり快適なお風呂時間を過ごしましょう。