女性のお悩みによく登場するトラブルの1つに「便秘」があります。
実はわたしも毎日お通じがある方ではなく、2~3日出ないことなんてしょっちゅうでした。
そのせいか下腹がポッコリ出たり、お顔にプツプツと吹き出物が登場したり。
そんなある日ふと思ったんですよね、外見はもちろん内側からもキレイになりたいって。
しかしズボラな私は簡単でなくちゃ続かないし、でも薬は使いたくない・・・。
そこで、一念発起!
「私に合った方法を見つけて、長年お付き合いを続けてきた「便秘」ときっぱりとお別れをする」
と固く決意をして、ネットや図書館でその方法を調べてみました。
調べている中で特に目についたのが「お風呂」の文字。
どうやら「お風呂」が便秘と大いに関係があるらしいのです。
えっ、でもなんか変です。
私「お風呂」には、何年もずっとほぼ毎日入っていますよ!
なのに相変わらず便秘なのっておかしい。
そんなことを思いながら調べた『便秘とお別れする方法やその理由』を同じ悩みのあなたにもご紹介します。
この記事を読んでぜひ試してみてください!
お風呂と便秘との関係って?
『便秘とお別れする方法やその理由』を調べている中で、特に目についたのが「お風呂」という文字でした。
いろいろと調べた結果、私は毎日「お風呂」に入っているのに、相変わらず便秘気味な理由や、便秘とお別れする方法がついにわかりました!
まずはお風呂に入るときに気をつけたい、大事なポイントを見ていきましょう。
お風呂で体をしっかり温める
お風呂で長年つきあってきた便秘とお別れできるって、本当なんでしょうか。
調べてみると、大事なポイントが1つわかりました。
大切なのはお風呂につかってよ~く温まること。
そうすることで胃や腸の血の流れがよくなり、動きが活発になって、快便につながるというわけです。
そういえば、わたしはシャワーだけで済ませることが多いかな。
せっかく毎日入っていても、体を温めていないから便秘とお別れ、には至らなかったんですね。
お風呂と便秘に、そんな関係があったんだ!今までもったいないことしちゃった。
お風呂のおススメ温度は
では、お風呂の入り方はどうするのがいいのでしょうか。
温泉療法専門医の早坂信哉さんは
「ぬるめの湯に入ることで胃や腸に血流がいき、消化活動が活発になる」と言っています。
その温度だと腸がよく動くみたいですね。
38~40℃の湯に15~20分入りながら、おへそのまわりに「の」の字を描くマッサージも一緒にやってみましょう。
なぜ「の」の字かというと、大腸がその方向に動いているからです。
15~20分も湯船につかっているのは、シャワー派の私にはツライかもって思っちゃいました。
でも、ぬるめのお湯だったらのぼせないし、芯まで温まることができそうですね。
お風呂タイムにできること
お風呂の中でゆっくりと体を芯まで温めてあげると、胃や腸の血の流れが良くなるんだとわかりました。
そこで、もう1つプラスしてもっと腸が元気になる手助けをしませんか。
まずはシャワーを使って。
シャワーでツボを刺激
お手軽なツボ刺激です。
排便の習慣が乱れて便秘になっている方におススメ。
①バスタブの中でお腹を膨らませたりへこませたり、という腹筋運動をする。
②さらに「の」の字を書くように時計回りで腹部をマッサージ。
③最後に43度のシャワーを2~3分、22度程度の冷水シャワーを10秒、これを交互にかけます。
私は毎朝バタバタして、トイレを後回しにしちゃう癖があり、排便の習慣が乱れる傾向があります。
こんな人は、お湯の中で腹筋運動をしてマッサージ、最後にお腹に熱めのシャワーと冷たいシャワーを交互にかける、といいんですね。
そして、強い緊張からくる便秘の方にはこれ。
①基本はぬるいお湯でゆっくりと半身浴。
②しばらく浸かったら、43度くらいまで追い焚きして5分くらい浸かります。
③熱めのシャワーをお腹にあてながら、「の」の字を書くように腹部をさするマッサージ。
リラックスしながら半身浴、その後熱いお湯とマッサージでの刺激です。
優しくほぐしてあげましょう。
優雅な気持ちでアロマバス
次はアロマバスのご紹介です。
精油には便秘の原因となるストレスをやわらげたり、お腹を温めてくれたりするもの、それから胃や腸の動きを活発にするものがあります。
漢方やアロマセラピーなどを取り入れた診療を行っている緑蔭診療所医師の橋口玲子さん監修『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』から抜粋してご紹介しますね。
腸の蠕動(ぜんどう)を促すハーブは多くあるので、慢性化する前にそれらを利用して便秘を解消しましょう。
また、ペパーミントなどの精油でおなかをトリートメントするのも、便秘改善に効果があります。
引用文献:著者 橋口玲子『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』より
オレンジ・スイート
オレンジの皮から採った精油は、フレッシュな香りが大人にも子供にも人気です。
リフレッシュ、リラックスしたいとき、不安や緊張を和らげたいときにおすすめです。
ペパーミント
ガムやキャンディとしてもよく使われるペパーミント。
爽快感のあるスースーする風味が、しゃきっと目を冷ましたり、頭をすっきりさせてくれます。
ジンジャー
冷ややっこや焼きなすなど、料理の薬味に大活躍のしょうが。
辛みの成分のジンゲロールやショウガオールが、からだをあたため、消化吸収をサポートしてくれます。
風邪をひいたときにはしょうがをとって、冷えたからだをポカポカ温めましょう。
どの香りもいいな。やはりその日の気分で選ぶのが正解ですね。
スッキリしたいときに快調マッサージ
つぎに、お風呂でできるお腹のマッサージをご紹介します。
- 横腹に両手の指先をあてて、息を吐きながら横腹を押していきます。
- 横腹からおへその中心に向かって位置をずらしながら、同じようにゆっくり押していきます。
- 1回のマッサージで3セットくらいやりましょう。
やってみると、なんだかお腹の中の運動を手伝ってあげているみたいな感じです。
これはすごく気持ちよくて、続けられそう!
ストレス腸にぴったりな腸ゆらし
この項目に2つ以上あてはまるあなたはストレスがもとで腸の調子が崩れる「ストレス腸」かもしれません。
☐忙しくてストレスがたまっている。
☐週に3日以上、寝る時間が遅い。
☐食事や排便のリズムが乱れがち。
☐便秘と下痢を繰りかえすことがある。
☐お腹にガスがたまりやすい。
ストレスで自律神経が乱れ、便秘や下痢などが起きる。
そんなときは、やさしくゆらしたり、さすってあげましょう。
- 湯船の中にであおむけになる。
- わき腹から両手でぐっとお腹をつかんで寄せる。
- 両手の平をお腹を包むようにあて、ゆらゆらゆする。
(おなかの中までブルブルとふるえる感じで) - お腹じゅうの脂肪をつまんでは移動する。
痛気持ち良いくらいの強さがちょうどいいです。
硬くなっているお腹がぽこぽこと動き出し、なんだか楽しい気分になってきちゃいます。
こんな腸ゆらしとマッサージなら、全然がんばらなくてラク~にできそう。
便秘の原因といろいろな対処法
最後に様々なトラブルを引き起こしてしまう便秘をなくして、心も身体もスッキリさせちゃうための豆知識。
便秘によるトラブルって、こんなにも色々とあります。
・口臭 ・肩こり
・全身のだるさ ・頭痛
・不眠 ・イライラ
そうそう、まさに私の下腹やお肌のプツプツもそうですね。
便秘がこれほどいろんなトラブルと関係があるとは・・・、早くすっきりさせなくちゃダメだなって、つくづく思います。
そんな便秘を引き起こしてしまう原因と、それぞれに合った対処方法もチェックしておきましょう。
ただし、ガンコな便秘に関しては、ちゃんと病院を受診してくださいね。
原因 | 対処方法 |
①便意を我慢 | 便意を感じたらすぐにトイレへ。そして、規則的な排便習慣をつけましょう。 |
②偏った食生活 | 食物繊維、水分、乳酸菌、脂質を意識してとりましょう。 |
③ストレス | あなたに合った方法で。ショッピング・スポーツ・お風呂・会話・睡眠・音楽などがありますね。 |
④運動不足 | 無理せず毎日できるこまめな運動を心がけましょう。水泳・腹筋運動・ウォーキングなど。 |
⑤下剤や浣腸の使い過ぎ | 食事や生活習慣を見直してください。 |
私は①と④でした。
排泄の習慣と毎日の運動、そしてお風呂でよ~く温まることがいいみたいですね。
まとめ
私が長年付き合ってきた「便秘」ときっぱりお別れをするために、お風呂で出来るいろいろな方法をご紹介してきました。
毎日入るお風呂の中で(今まで私はシャワー派でしたが・・・)楽に腸の動きをよくしていけるんだ、という事が分かりましたね。
基本的には、38~40℃のぬるめのお湯に15~20分かけてゆったりと。
あるときは、シャワーで腹部を刺激したり、またある時は精油を浴槽に入れたり、やさしくマッサージしたり、ゆらゆらしてみたり。
お風呂タイムをムダに過ごさず、そのときの気分に合わせてやってみることにします。
そして調子が良くなった後もずっと、ゆったりとお風呂を楽しむ習慣は続けなくちゃね。
するといつか「便秘、なにそれ!?」となるかも知れません。
あなたもぜひお風呂タイムを活用して、お腹スッキリを実感してくださいね。