アトピー体質の我が家の長男。
乾燥しがちな季節はもちろん、年間通して保湿剤などお肌のケアが欠かせません。
それでもお肌の状態が悪い時には、入浴後に「なんだかムズムズ、あちこちかゆいーっ」となりがち。
肌が繊細な息子にとっては、ただの水道水でも皮膚を刺激してしまうことがあるようです。
こういう時には、近年普及してきた塩素除去できるシャワーヘッドがおすすめ。
我が家のお風呂でもここ数年使っていて、敏感肌の長男だけでなく、家族全員にとって頼れる存在になっています。
個人的にはとってもおすすめなので多くの人に使って欲しいけど、中には「たくさん商品がありすぎて、どれを買えばいいのかわからない」と購入を悩んでいる人もいるのでは。
そんな人のために、現役ユーザーである私が一肌脱いじゃいますよ。
今回は、お風呂での塩素除去のためにシャワーヘッドの購入を検討している人に役立つ情報と、おすすめ商品をご紹介いたしますね。
(この内容は2024年7月時点での情報となります。)
お風呂用シャワーヘッドで塩素を除去!
お風呂の時に、シャワーのお湯のにおいがなんとなく気になる。
それ、水道水に含まれている塩素のにおいかもしれません。
塩素を避けて入浴するには、交換するだけで塩素除去できるシャワーヘッドが便利です。
普段なにげなく使っているシャワーですが、ちょっとした工夫で、毎日のお風呂がもっと快適になりますよ。
最適なシャワーヘッドを購入できるように、まずは購入前の確認事項から一緒に見ていきましょう。
初めて購入する人はまずは事前に確認
塩素除去できるシャワーヘッドはとっても手軽だし、自分に合う商品が見つかると、お風呂の時のパートナーと呼べるくらい手放せないものです。
我が家でも、敏感肌の息子はもちろんの事、私自身も使い始めてからは髪や肌の調子がよく、トラブルが少なくなりました。
いまでは日々の生活に欠かせない、我が家の生活の必需品となっています。
そんなに便利なものなら、早速買いたい。
どの商品がいいか、早く教えてー。
ちょっと待ってください。
シャワーヘッドを初めて購入する人は、その前に確認しないといけないことがありますよ。
購入後に「失敗したー」と後悔しないように、事前の確認が必要です。
初めて購入しようと考えている人は、自宅のシャワーがシャワーヘッドが交換できるか、あらかじめ確認しておきましょう。
確認方法は、とっても簡単。
いま自宅で使っているシャワーを手に取り、ホースとシャワーヘッドのつなぎ目を回して外すことができれば、交換OK。
そっか、今使っているシャワーヘッドが交換できないものだったら購入しても意味ないもんね。
交換可能なことを確認したら、準備は万端です。
次の章で、自分に相性のいいシャワーヘッドが見つけるためのポイントを、一緒に見ていきましょう。
シャワーヘッドの選び方を伝授
塩素除去できるシャワーヘッドを選ぼうと思ったら、ネットで検索するのがおすすめ。
たくさんの商品があるから、きっとあなたにぴったりのシャワーヘッドが見つかりますよ。
最適な1つ選ぶために、これから挙げる4つのポイントを押さえておきましょう。
- ろ材・フィルターの違い
- ランニングコスト
- 水圧
- その他のプラスワン機能
ろ材・フィルターの違い
浄水シャワーヘッドを使うからには、しっかりと塩素除去できる商品を選びたいですよね。
浄水部分に使用されている、ろ材・フィルターの種類は主に、「活性炭」、「亜硫酸カルシウム」、「L-アスコルビン酸(ビタミンC)」の3種類。
それぞれの特徴を見てみましょう。
「活性炭」はヤシガラや石炭などを高温で蒸して作られていて、シャワーヘッドの交換式の場合、カートリッジの寿命が長いのが特徴です。
お、交換頻度がすくないなんて、ずぼらな僕にもぴったり。
でも、交換頻度が少ないからと言って、うっかり交換時期を過ぎてしまうようでは塩素除去の機能が十分に発揮されませんので、ご注意を。
「亜硫酸カルシウム」は、亜硫酸イオンを水に溶解しながら、水道水に残留している塩素に反応するのが特徴。
反応速度が速いので、たくさんお湯を出しても除去率が下がりにくいというメリットがあります。
たっぷりのお湯で洗えるから、髪もすっきりと洗うことができますよ。
シャワーだと水圧が弱くなってしまうから使えない、と言っているマンション生活の方でも満足できるかも。
「ビタミンC」は、健康や美肌に関わるビタミン類の1つ。
溶液や粉末、タブレットタイプなど、さまざまな種類があります。
苺やレモンなどの果物や野菜にも豊富に含まれている成分だから、万が一口に入れても問題になることがなく、安心ですね。
小さな子どももいるおうちでも使いやすいです。
3つのろ材・フィルターの特徴を分かっていると、自分にピッタリのシャワーヘッドが見つかりやすくなりますよ。
以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
ろ材・フィルター | 特徴 |
活性炭 | カートリッジの寿命が長い |
亜硫酸カルシウム | 水圧が弱くなりにくい |
ビタミンC | 食品由来成分のため、口に入れても安心 |
ランニングコスト
シャワーヘッドを替えるだけで、お風呂で塩素除去ができるなんてほんと手軽ですよね。
でも、やっぱり気になるのは、金銭面のこと。
けっこうお高いんでしょ。
シャワーヘッド自体の購入金額ももちろんですが、浄水シャワーヘッドには、塩素を除去するためのカートリッジやフィルターが内蔵されています。
塩素の影響のない快適なお風呂タイムをするためには、定期的にカートリッジの交換などをする必要があるため、そのたびにコストがかかってしまいます。
そのため、塩素除去できるシャワーヘッドを使う際には、ランニングコストも考慮しなければなりません。
メーカーが推奨する使用期間が過ぎてもシャワーヘッド自体は使えるため、もったいないなーって思って交換せずに使い続けていると、塩素の除去率が低下していることに気づかないことも。
せっかく塩素除去するなら、その効果を十分発揮させるために、カートリッジ等が寿命を迎える前に早めの交換が必要です。
家計的にも長く使い続けるためには、ランニングコストが小さいことも大切です。
水圧
せっかくシャワーを使うからには、すっきりと洗いあがりできるようにしたいですよね。
そうそう、ビジネスホテルに宿泊した時とか、たまにシャワーの水圧が弱くて、洗い終わりもなんだかすっきりしなくて。
確かに、シャワーヘッドによっては水圧が弱すぎて、洗髪の時など、シャンプーを洗い流すのに時間がかかってしまって、イライラしちゃうこともありますよね。
頭皮など、しっかりと洗いたい方は、シャワーの水圧もしっかりしたタイプを選ぶようにしましょう。
少ない水量でも、水の勢いが低下しないタイプを選ぶのがおすすめです。
水圧が強いと洗浄力が高まるうえ、短時間の使用で済むから節水にもつながりますよ。
選ぶ際はシャワー板の穴の大きさや数、配列もチェックして選びましょう。
また、赤ちゃんに適した優しい水流から、ジェット水流まで段階ごとに最適なレベルに調節できる製品もあります。
多機能なほど高額になりますが、水圧にもこだわると満足度も高くなりますよ。
自分の生活スタイルに合わせた商品を選びたいですね。
その他のプラス機能
なるほど、フィルター・ろ材の違い、ランニングコスト、水圧、と。
ほかにはこれはオススメっていう機能はあるかな。
せっかくシャワーヘッドの買い替えを検討しているなら「節水機能」も押さえておきたいポイントです。
年単位で考えると、多少の初期費用がかかっても、節水機能に優れた節水タイプを選ぶのが経済的。
また、手元でシャワーが止められる「止水機能」がついているタイプもおすすめです。
シャワーの出しっぱなしも防げ、節水効果が期待できますよ。
他にも、清掃時には気兼ねなく使えるように原水と浄水の切り替えがスムーズにできるタイプや、赤ちゃんやペットのいる家庭などお風呂に入れる際も片手でも簡単に操作できる軽量タイプも、使い勝手が良く便利に使うことができます。
シャワーヘッドといっても色々だね、自分に本当に必要な機能が分かった気がする。
種類も機能も様々ある、お風呂で気軽に塩素除去ができるシャワーヘッド。
好みや家族構成に合わせて、自宅にぴったりな商品を探してみてくださいね。
次の章では、私がこれまでに使ってみた商品の中で、特にオススメする3つのシャワーヘッドをご紹介いたします。
おすすめのシャワーヘッド3選
お風呂で塩素除去できるシャワーヘッドの中で、その種類や自分に必要な機能がわかったら、次はいよいよ商品選び。
たくさんの商品がある中で、私が特に気に入っている3つのシャワーヘッドをご紹介します。
実際に使ったことがあるからこそ言える、個人的な感想もお伝えしながら解説していきますね。
浄水器の代表格。東レのトレビーノ
引用:https://item.rakuten.co.jp/bakaure-onlineshop/b0029/
はじめにご紹介するシャワーヘッドは、東レのトレビーノ「トレシャワー」。
トレビーノといえば、キッチンの水道蛇口などに直結するタイプの浄水器「カセッティシリーズ」でも有名ですね。
カートリッジにはろ材に活性炭を使用していて、除塩素能力は12,000L。
1日10分(8L/分)使ったとしても、カートリッジの寿命は5ヶ月、長寿命タイプの浄水シャワーです。
浄水と原水の切り替えも手元で簡単にでき、より無駄なくカートリッジを使うことができますよ。
しっかりと塩素除去できるから、塩素臭がなくなることはもちろん、お湯自体の刺激が減り柔らかく感じ、バスタイムがより快適になります。
個人的には今回紹介する商品の中でも塩素除去の効果を一番感じました。
長男が皮膚トラブルの多い時期には、手放せない商品です。
しっかりと長期間、塩素除去の効果を実感したい人にぜひ使ってほしいです。
水圧重視ならコレに決まり
引用:https://item.rakuten.co.jp/cleansui/product_wakeari87-1/
2つ目の商品は、三菱ケミカル のクリンスイ「浄水シャワーSK106W-GR」。
酸化還元フィルターである亜硫酸カルシウムを内蔵することで、塩素を除去します。
カートリッジ自体が水の流れを妨げない素材なので、浄水時でも、シャワーに十分な水量を確保できることが特徴です。
カートリッジ交換目安は2か月で、カートリッジ1個あたり約4,000L(1日60L使用の場合、約2か月)使用可能。
ただし、どんなフィルターの素材を使っていても言えることですが、使用水量・水質・水圧・水温・使用地域・残留塩素濃度等の条件で、カートリッジの汚れ具合やカートリッジの寿命が変化することがあります。
そんな時、この商品ならシャワーキャップがスケルトンタイプなので、フィルターの汚れ具合を都度確認することもできますよ。
汚れていたら、新しいカートリッジに交換。
常にベストな状態で使い続けることができますよ。
マンションで暮らしていた時期は、水道蛇口の水圧の弱さに悩んでいたのですが、お風呂タイムはこの商品に助けられました。
カートリッジの交換時期がわかりやすいのも◎。
水圧のことが気になってしまい、シャワーヘッドの交換をあきらめていた人に、ぜひ試してほしい商品です。
食品用の素材使用で安心
引用:https://arromic.shop-pro.jp/?pid=142236524
最後にご紹介する商品は、アラミックの「イオニックCシャワー」。
この商品の最大の特徴は、塩素除去に食品用のビタミンCを使用していること。
純度100%の食品用ビタミンCだから肌にも優しく、口に入ったとしても安心です。
また、ビタミンCを入れるカートリッジは中身を詰め替えるタイプなので、カートリッジごと替える必要もなく経済的ですよ。
散水板の穴を細かくして水の拡散角度を調整することで、少ない水量でも十分なシャワー効果が得られ、節水機能も期待できます。
赤ちゃんや小さな子どもと使うなら、食品由来だとなんとなく安心できますよね。
我が家では次男が生まれてしばらくの間、長男と一緒に3人でのお風呂タイムで大活躍しました。
より安心して塩素除去シャワーを使いたい人におすすめです。
まとめ
今回は、お風呂タイムをより快適にする、塩素除去できるシャワーヘッドをご紹介いたしました。
シャワーヘッドを替えるだけで、入浴時にツーンっと匂っていた塩素臭に即サヨナラできます。
ろ材・フィルターの種類や、コストパフォーマンス、水圧などを考慮しながら必要な機能を押さえて、自分の好みや家族構成に合わせたシャワーヘッドを選べば、きっと家族全員が大満足できますよ。
長男のために使い始めた塩素除去できるシャワーヘッドですが、いまでは私の方が自宅のシャワー以外は使いたくない、と思うくらい気に入っています。
使えば誰もが羨むような、しっとりとした髪やスベスベお肌に出会えるかも。
さっそくあなたも、塩素除去できるシャワーヘッドを使って、いつものお風呂タイムをより快適な時間にしましょう。